クワズイモの茎が伸び、さらにはその重さにたえきれずに葉が垂れてしまったことはありませんか? アロカシアは光が不足すると葉が垂れてしまいがち。

以下の写真のように葉が垂れるとちょっとかっこ悪いですよね。
こうなる要因は光不足による茎の徒長。光が当たる量が少ないと茎が伸びてしまう徒長という現象がおきてしまうんですよね。

解決策は光が当たる場所に移動させるか人工光で補光するかの2択になります。
光が当たる場所に移動できたらいいですが、アパートなどではそういう場所は限られてしまいます。だからそういう場合は植物育成ライトなどで光を補うのがおすすめ。
この記事では私が使っている植物育成ライトの使用例と、徒長してしまった場合の対処方法について説明しています。

最近、大きめの観葉植物用に高品質の植物育成ライトを購入しました。よかったらその記事も見てね。
垂れた葉をカットする対処法(伸びた茎は回復しない)
もし日照不足で葉が徒長して垂れてしまった場合には葉をカットして形を整え直す必要性があります。伸びてしまった茎(葉柄)の部分は短くならないんですよね〜。

以下のように日照不足で徒長した葉をカットしていきます。。
ただし全ての葉をいきなりカットしてしまうと植物にダメージをあたえてしまいます。しっかりと光をあてていると茎の長さが良い感じの葉がでてきます。そうしたら少しづつ古い徒長部分の葉をカットしてしまいましょう。

ただし子株の段階で徒長した葉をカットするのはかなり成長抑制になるのでおすすめできません。ある程度大きく育ってからカットしましょう。
以下のようにしっかりと太陽光が当たる窓際などに斑入りクワズイモをおけていたらいいのですが、いい場所がないときもありますから徒長してしまいますよね。
また日当たりがいい場所でも光のあたり方が一方行だとその向きに葉が向いてしまいます。以下の写真だと右側になります。
こういう場合も仕立て直さなくてはいけません。こうならないようしっかりと鉢を定期的に回して全体的に光が当たるようにしましょう。
植物育成ライトで葉が垂れないよう対策しよう!
茎が伸びて葉が垂れるときの対策として使いたい植物育成ライトにはいくつか種類があります。植物の数やサイズによって使い分けましょう。使用するなら自然な光の色に調光されたフルスペクトル型がおすすめ。
・クリップ型
・蛍光灯型
・スタンド型
・一体型
・パネル型

私が初めて使ったのは以下の製品。評価の高い110W植物育成ライトを購入しました。
価格が安く設置が楽なクリップ型は便利ですが植物のサイズが大きくなってくると対応しきれなくなります。クワズイモはすぐに大きくなりますし、インテリア感覚で植物育成ライトを考えるなら電球型がおすすめ。

以下の記事で詳しく説明しているのでみてね。
⇒観葉植物の照明ならアマテラスとフレキシブルアームライトスタンド組合せが最高!
クリップ型植物育成ライトを使ってみた(光の強さも測定)
いきなり植物育成ライトを買おうとしてもお金がかかるしどんなものか気になりますよね。ですので私が最初に購入した安い植物育成ライトを参考例として紹介しておきますね。

ちゃんと植物の生育に足りない光を人工的に補ってくれるよ。
昔の植物育成ライトは青紫色の光で部屋に置いておくと違和感があったけど、最近の植物育成ライトは自然な色で鑑賞用にも向いています。室内栽培におすすめですよ。

背丈があまり高くない少量の植物に植物育成ライトでしっかりと人工光をあてたい時におすすめ!
6段階調光が可能な製品を使い、まずは最低レベルの光のレベルを確認してみました。暗所で植物育成ライトをつけると以下のような感じに。あまり明るさを感じません。
照度を測ってみると出た値は『134lux』。部屋の照明よりかも暗いぐらいの値になってしまいました。
照明をつけるとほとんど植物育成ライトの光がわかりません。これではダメですね。
次は暗所で植物育成ライトの光を最大にして使用してみました。かなりの明るさです。
なんと出た値は『5950lux』。これは明るい。一般的に人工光での植物栽培なら2000luxもあれば十分な値です。
室内の照明をつけて撮影すると、植物育成ライトが明るすぎて周りが暗所のように見えます。
最後に中間の光量レベルで測定してみました。さすがに植物育成ライトの光を強くしすぎても電気代がかかるだけですからね。暗所だと以下のような感じ。
照度を測ってみると出た値は『3780ux』。これぐらいで十分すぎる明るさです。
室内の照明をつけてもしっかりと植物育成ライトの方が強いのがわかります。室内の植物栽培ならこれぐらいで十分ですね。
まとめ
斑入りクワズイモなどのアロイドを室内で栽培する時には植物育成ライトがあると安心。

一度徒長して葉が垂れてしまうと作り直すのが大変なんですよね。
最近は値段も安くなってきていますので、室内栽培であれば徒長する前に植物育成ライトを購入しておくことをお勧めします。