部屋に観葉植物を置いていて問題となるのがコバエの発生。1匹で生涯に何百という数の卵を産むため、早めに対策しないとどんどんと数が増えていきます。

ちなみにコバエとは数mm程度のハエをいい。種類ではなくサイズで区分けしたハエの総称です。
だからしっかりと複合的に対処していくことが重要。ここでは殺虫剤や粘着シートを利用したコバエ対策だけではなく、コバエ発生しづらい栽培方法までまとめています。
簡単に使えるコバエ殺虫スプレー
コバエが出た時に何回かプシュっとすればOKなのが楽なコバエ殺虫スプレー。100%防げるわけではありませんが、かなり効果はあります。

他のコバエ対策と組み合わせて使いましょう。
飛んでいるコバエをこれで対策するのがいいですね。鉢の中にある培養土全てにスプレーすると大変なので。
以下の写真のように飛んでいるコバエには即効効果があるので、数多くコバエが飛び始めたらまずはこういう専用スプレーで抑えましょう。
フタを開けて空間にスプレーするだけなので楽です。ですがスプレーした直後は部屋の外に出ましょう。殺虫成分を吸い込んでしまいます。
私が使っているコバエ対策スプレーなど、いろんな種類のコバエ対策スプレーを以下の記事でまとめています。どんな種類があるのか知りたい方は見てね。
⇒培養土にわくコバエ用スプレーのまとめ。観葉植物にワンプッシュで効果的!
置くだけ簡単な補虫シート
簡単に設置できて楽なのが捕虫シート(粘着シート)。防水タイプのものが使いやすいですよ。殺虫剤と違い周りにも害が出ないのでいいですね。
私はアマゾンで海外製の捕虫シートを購入しました。
差し込むときにつかう小型スコップまでついていました。おしゃれな感じですね。
粘着部分は白いシートで覆われているので、使う前にはがします。
鉢に差し込んでからはがすほうが楽です。
しっかりとコバエを捕まえてくれます。
時間が経つとこんな感じに! 効果が高いですね。
見た目が悪いので虫がある程度着いたら捨ててもいいですが、反転させて使うのも一つの手。はがした白いシールを虫がついた方につけて再度差し込みましょう。
私が使っているコバエ用粘着シートなど、いろんな種類のコバエ用粘着シートを以下の記事でまとめています。どんな種類があるのか知りたい方は見てね。
コバエ誘引剤とペットボトルを使ったホイホイの自作
粘着シートと殺虫剤の組み合わせである程度おさえれますが、誘引剤を使うのも一つの手です。最近は自作もはやっています。
ペットボトルをカットしたりしている方もいますが、動画のようにペットボトルをそのまま使い、みりんや麺つゆなどを入れて使いましょう。

ですがそう高いものではないので、コバエホイホイを買うのが無難ですよ。
安くできるのはいいんですが、匂いがでしまうのがちょっと気になります。部屋の中がうっすら麺つゆの匂いがする部屋ってあまりよくないですよね。
コバエに困ったら虫が出ない培養土に変えよう
コバエを発生させたくないのであれば、水耕栽培にするか栄養分が少ない培養土を使いましょう。ちょっと高いけどアロイドの栽培ならヤシガラを加工したベラボンが有名。

高級な斑入り品種ならプレミアムバージョンを使おう!
斑入りモンステラの挿木ならベラボンと言われるように、高価な植物の増殖にも役立ちます。私は普通の培養土で育ててあまりうまくいきませんでした。
アパートやマンションで暮らしている方なら可燃ゴミとして捨てれる点はうれしいですよね。
ただし水やりは注意してください。スッと水が抜けてしまうので2回に分けてあげましょう。
まとめ
室内で観葉植物を育てていると気になるコバエの発生。すぐに数が増えるので複数の方法を組み合わせて早急に対処しましょう。

本当に増え方がすごいです。
おすすめは粘着シートとスプレー式殺虫剤の組み合わせですが、節約のために手作りのコバエホイホイもいいですね。あとは電気代がかかりますが、電撃殺虫器もおすすめですよ。