斑入りグリーンベルベットの栽培記録です。ちなみに私は白い斑入りタイプではなく、薄く斑入りになっている感じのものや、細かい黄斑気味のほうが好き。
だからと言って普通の白色の斑入りが嫌いというわけではないですよ。栽培が難しいのでちょっと敬遠気味なだけです。以下のように育てていますよ。
グリーンベルベットの魅力はフワッとした感じの葉と中央の白いラインのバランスだよね。さらに斑入りになると魅力が倍増。
アロイダーK
グリーンベルベットの斑入りパターン
私が知る限り、斑入りグリーンベルベットには2つの斑入りパターンがあります。一つは薄い斑入りで時間と共に薄くなっていくもの。
アロイダーK
あとは最初黄斑で徐々に白色になっていく斑入りです。こちらが一般的な斑入りですね。左が時間が経過した葉、右が出たての葉です。
白くなっても綺麗な葉ですが、
個人的には出たての黄斑が好きです。
まぁ数を多くしていろんな葉っぱが楽しめる状態が一番なんですけどね。
地上部が枯れても復活する斑入りグリーンベルベット
育てていると意外と弱いアロイドってことがわかりました。寒さ以外でも結構地上部が枯れやすいんですよね。だけど復活もしやすいです。
アロイダーK
意外と根元は強く、復活するので地上部が枯れたからといってすぐにあきらめることはありません。様子を見ていきましょう。
気づけば以下の写真のように復活していました。根元から小さな子株も出てきています。
逆に地上部が枯れて、ストレスを与えたほうがキレイな斑入りになるかもしれませんよ。また以下の写真のように、下部の葉っぱが順々に枯れていくのは問題ありません。
葉っぱが出ない状態で花芽が出てきた!
葉っぱがない葉柄(ようへい)だけ伸びる状態になってきました。出始めの頃、昆虫に芽を食べられているんだろうか?
そんな中、花芽が出てきました。生殖成長が進んでいくと栄養成長が抑えられるため、新しい芽を出すのが難しくなります。ですので以下のように花芽をカットしました。
拡大すると以下のような感じ。アロイドはだいたいこのような感じの花をつけますね。
すこし消毒して、これからどうなるか様子をみて行こいうと思います。ダメなら一度地上部をカットして新しく芽を出してもいいかもしれませんね。
花芽をカットすると、栄養成長に切り替わったのか元気になりました。あまりにも元気で葉が混み合ってきたので、枝を一つカットして水差しにしてみました。
どんどん成長したものの斑入りの葉が出てきません。もう出てこないんだろうか?
とりあえず徒長した葉が邪魔になってきたので葉の数を減らし、株の傾きを直します。これで斑入りの葉が出てこないか省スペースで様子を見ていくことにします。
黄斑入りのグリーンベルベットはシワまで美しい
黄斑入りのグリーンベルベットを育てていると、色素が薄いのでシワがしっかり見えてそれもまた美しいと感じました。まぁこれは人の好みですが。
こういうものに『美』を感じる方はおすすめですよ。
グリーンベルベットの株分け
以下の写真のようにあまりにも子株が増えてきたので株分けを行うことにしました。
これはおそらく冬場に掘り起こした時に見かけた小芋から発芽したものですね。
鉢から出すと、完全に子株が親株から離れている状態でした。小芋は発芽し、自然と親株から離れていくんですね。
親株のほうには小芋からではなく、直接子株が出そうな感じになっていました。これは期待!
全て別の鉢に植え替え、水をたっぷりかけて終了。元気に育って欲しいものです。
少しずつ成長し、中にはキレイな斑入りになる株も出てきました。こういうのがおもしろいですね。逆に斑がなくなってしまった株も出ましたが。。。
斑入りグリーンベルベットの水挿しと地上植え
斑入りクワズイモで水挿しが簡単にできたので、斑入りグリーンベルベットでも水挿しに挑戦してみました。
カットする部分は芋の部分も少し含めるようにカットします。こういう植物はそうしないと根は出ません。
さてどうなるか様子を見ていこうと思います。→写真を撮り忘れていましたがすぐに発根しました。そして試しに地植えしてみることにしました。
地植えすると結構葉が焼けたり溶けたりと大変。根はしっかりと成長していましたが鉢植えに戻し室内に移動させることにしました。
長い雨に当たると、特に斑入りの葉は以下の写真のように半透明になり枯れてしまいます。すぐに乾かせば復帰することもありますがせめて軒下など雨除けがある状態で栽培することをお勧めします。