アロイドの中でもかなりカラフルな葉を持つのが『カラジウム』。いろんな色の葉を見えるのがいいけど、少し寒さには弱いのが特徴。だから寒さで枯らさないように品種の特徴と耐寒性情報(USDA Zone)をまとめますね。

USDA ZONEは-60Fから-55Fを1a、-55Fから-50Fを1bというように、5F(華氏)ごとにエリアを区分けしたものです。以下のサイトがわかりやすいです。
⇒耐寒性ゾーンマップ (Hardiness zone map)
カラジウムは今までに交配で作られた品種を入れると1000種以上にもなるようです。だからよく知られているキレイな品種のみを紹介します。
カラジウムの種類(品種)まとめ
以下にカラジウムの種類ごとに品種名と耐寒性を簡単にまとめておきます。カラフルな葉っぱが多くて見てて楽しいですよ。まずは原種から説明。
カラジウム ヒロ ビューティ(Caladium ‘Hilo Beauty’)
散らばった感じの斑がキレイな『ヒロ ビューティ』。大きくなるとかわいくなくなるので、鉢植えで小さく育てたいタイプ。USDA Zoneは9-11。アロカシアに分類されていたこともあったが、今はカラジウムの原種の一つ。
ションバンキー(Caladium schomburgkii)
白い葉脈が広がっていくキレイな品種。フィロデンドロンに似た感じの葉をしていますね。USDA Zoneは不明。こちらも原種です。
ピクツラツム(Caladium picturatum)
ピクツラツム(ピクチュラタム)は中央がピンクで、その周りに点々と斑が入っている品種。USDA Zoneは10-11。かなりいろんな品種の交配親となった原種です。
カラジウム ビコロル(Caladium bicolor)
様々な変種があるためコレって色を言うのが難しい。USDA Zoneは9-10。様々な色のタイプがあるため、いろんな品種の親となった原種です。
カラジウム キャンディダム(Caladium × hortulanum ‘Candidum’)
葉のフチ以外はほとんど白色というキャンディダム。室外に入れたらすぐに日焼けしてしまいそうですが、そこまで日光には弱くないようです。USDA Zoneは9-11。
カラジウム スカーレット・ビューティー(Caladium × hortulanum ‘Scarlet Beauty’)
葉の中心部分が赤色で葉脈に沿って赤色が広がる品種。かなり目立ちますね。USDA Zoneは9b。
ヒメカラジウム(Caladium humboldtii)
ヒメカラジウム(フンボルティー)は固まった白い斑が全体的に散らばるタイプのカラジウム。小型サイズで室内向き。USDA Zoneは9。
フロリダスィートハート(Caladium ‘Florida Sweetheart’)
緑色の縁の中はピンク色に染まるカラジウム。しっかりとピンク色が出るとキレイ。USDA Zoneは8-11との記載もあるが9とみた方が無難。
カラジウム ホワイト・クイーン(Caladium × hortulanum ‘White Queen’)
白い葉の中央にピンク色とうまく育てれたら非常にキレイになるカラジウム。USDA Zoneは9-11。
まとめ
単純にUSDA Zoneだけ見ると、大半のカラジウムは関東以南の太平洋付近エリアならなんとか越冬できそうな感じに見える。

だけどこれはあくまで基準であって実際に育てて見ないと正確なことはわからないんだよね。
実際にうまく越冬できるかはやって見ないとわからないけど、気に入った品種があれば挑戦してみるのもいいですね。私は『ヒロ ビューティ』の栽培に挑戦しますよ。