モンステラの斑入り品種ってキレイですよね。だけど値段が超高い品種も!

高い品種は100万を超えることがあります! 数十万円クラスもゴロゴロありますよ。
気になるけどモンステラをあまり知らないと品種や斑入りの種類などがわかりずらいです。だから簡単にモンステラの種類種類をまとめてみました。
モンステラの斑入り品種ってキレイですよね。だけど値段が超高い品種も!
高い品種は100万を超えることがあります! 数十万円クラスもゴロゴロありますよ。
気になるけどモンステラをあまり知らないと品種や斑入りの種類などがわかりずらいです。だから簡単にモンステラの種類種類をまとめてみました。
詳しく知りたい方はこちらを見てね。
またそれ以外に育て方や増やし方のコツもまとめておきますね。高価な苗は増やさないと枯れたら大変です。
増やし方のコツは培地選び。ヤシガラ系を使うのがおすすめですよ!
モンステラにはいろんな斑入り品種があります。以下に説明しておりますが、斑の入り方で名称が変わるんです。
・細かな斑入りの『アルボ』(ホワイトタイガーはこれに入る。)
・半分だけ完全に白い斑入りのハーフムーン。
・黄斑のオーレアは最初黄色で後で白色に変化します。
・部分的にマーブル状の斑が入った『ミント』-高い
・全体的にマーブル状の斑が入った『フルミント』-超高い
フルミントの販売価格は100万単位の世界になるようです。
一般的な白い斑入り品種で最も高値で取引されているのはハーフムーンと呼ばれる葉の半分だけ斑入りになったもの。
安定させるのが難しいですが非常にキレイです。いつかこういう斑入りモンステラを手に入れたいですね。
以下の写真のように白い斑が細かく入るモンステラ ボルシギアナを『ホワイトタイガー』と呼びます。
普通のボルシギアナはそこまで細かく斑が入りません。以下のハーフムーンのボルシギアナを見ていただけたらわかりやすいです。
ただし品種として分けているのではなく、細かく斑が入った系統をホワイトタイガーと呼んでいるようです。
どこまでがホワイトタイガーと呼べるのか区分けが難しいですね。
ホワイトタイガーは茎の部分が以下のように細かな白い線が入ります。以下はホワイトタイガーの茎ですが、細かな線とハーフムーンになる強い線が入っています。
逆に普通のハーフムーンだと強い白い線が入るのみです。
葉っぱだけでなく茎からも見るとわかりやすいですよ。苗を購入する時も、葉っぱより茎を見て買った方が成功率が上がります。
モンステラの種類をまとめました。モンステラは分類がいろいろ変わったりしているので、なるべく現在の分類に近くなるようにまとめています。
サイズが一番大きくなり、内部までポツポツ穴が開くのがモンステラのデリシオーサ(Monstera deliciosa)。葉っぱが大きくなるとかなり細長い感じに切れ目が入ります。
大きいので温室や広い部屋がないとなかなか栽培が難しい品種。葉っぱを少なくして室内で育てる手もあるけど、それだと魅力が半減しちゃうもんね。
usda zoneは9b(10)〜12となっています。
斑入り品種は以下のようなものが有名です。
ボルシギアナのホワイトタイガーと同じような感じだがサイズが大きい。
かなり強めの斑が出る品種。斑が少なめでも切り戻すと斑が強く出るらしいとのこと。
黄斑でうつくしいデリシオーサ。
奇形が入る黄緑斑のデリシオーサ。
つよい白色の斑が入る系統。
モンステラのボルシギアナ(Monstera borsigiana)はデリシオーサより一回り小さいサイズのモンステラ。
室内で栽培するならこちらを選ぶことをおすすめします。値段は一般的にデリシオーサより高めですが、スペースを取りすぎるよりはいいですよ。
usda zoneは9b〜12となっています。
おすすめはハーフムーンのボルシギアナ。安定してハーフムーン出すのは難しいですが、キレイですよ〜。ホワイトタイガーのハーフムーンは以下のような感じ。
逆にハッキリと緑と白が分かれる普通のハーフムーンは以下のような感じです。
ハッキリと分かれるタイプのハーフムーンは下手をするとただの緑の葉っぱになります。だからホワイトタイガーのハーフムーンを購入して、ダメになってもホワイトタイガーって感じのほうが無難です。
そうでなくてもホワイトタイガーの斑入りのほうがキレイですけどね。値段は高いけど。。。
モンステラ『ミニマ』はラフィドフォラ・テトラスペルマ(Rhaphidophora tetrasperma)と呼ばれ実際にはモンステラ属の植物ではありません。
ですが、形がそっくりなのでモンステラ『ミニマ』や『ヒメモンステラ』とも呼ばれています。葉っぱが小さく室内栽培向きの品種ですね。
モンステラより寒さに弱く、usda zoneは10b〜12程度だが表記に幅あり。
私もヒメモンステラの斑入り品種が欲しくて試しに以下のような斑入り品種を購入して見ました。
ですがなかなかいい斑が出ない。ヨーロッパで作出された『RaphidophoraTetrasperma Variegata “Paragon”』という斑入りがキレイなので購入したいと思いましたが小さい苗でも数十万円するので手が出せません。
モンステラって高い品種はあまりにも高すぎる。
ですので少し方向性を変えヒメモンステラのオーレア(葉の出始めの色が薄く後で濃くなる品種)も購入して見ました。
しかし葉っぱが弱くあまりうまく生育しません。オーレアはあまりよくないかな。
マドカズラ(Monstera friedrichsthalii)もモンステラの一種です。最近はマドカズラの斑入り品種も出てきていますがめっちゃくちゃ高いですね。
もう少し安くなったら一つ購入したいものです。
usda zoneは10〜12程度となっています。
まだまだ日本では希少なモンステラ レクレリアナ(Monstera lechleriana)。マドカズラとは違いある程度株立ちし、穴も小さめな感じですね。扱いやすそう。
usda zoneは10〜12程度となっています。少し寒さに弱いですね。
ハネカズラ(Monstera standleyana)はモンステラっぽくなく普通の葉っぱをしています。ですが、こういう形の葉っぱもキレイですよね。
斑入り品種には白斑と黄斑タイプのものがあり、黄斑タイプの方が希少性が高いです。しかし、黄斑は徐々に白色に変化していくタイプの斑入りのようです。
usda zoneは9a(9b)〜12程度となっています。意外と寒さに強いですね。
斑入りモンステラは室内向きと思いきや意外と日光に強く、軒下に置いていてもなかなか葉焼けしません。
寒さはある程度大きな株であればマイナス数度程度なら越冬します。そのかわりかなり葉落ちは激しいですが。見た目は悪くなります。
だけど霜に当てるとダメかも。
マイナス数度ぐらいなら寒くても越冬はします。しかし以下のようにだんだんと黒くなり葉が落ちてしまいます。
しかしそこから葉が出ることはありません。上から出る新しい葉が出てくるだけです。
こうなったたら上から出てくる葉を楽しむか、新しい芽が出てくるのを待つしかなさそうです。あとは枝をカットして挿木をするかですね。
斑入りモンステラはいくつかの方法で増やすことができるようです。ですがまずは増やすための穂木を作りましょう。二つほど残して茎をカットします。
そしたらいらない気根や葉をカットしてしまいます。気根は残した方がいいいと言う方と、カットした方がいいと言う方がいますが、水に挿すならカットした方がいいですよ。
それでは調整した穂木を使いモンステラを増やしていきましょう。
挿木は培養土などを用いて挿していくだけですね。一番一般的なやり方です。このやり方の場合は気根がついたままの方がいいかもしれません。
モンステラの茎伏せはカットした穂木を培養土などの上に横に置くだけ。それだけでOKです。
挿木と違うのは穂木が短くてもいいこと。挿木の場合は2節ぐらい残して立てますが、茎伏せなら1節あればOK。多く増やしたい方にいいですね。
最近一般的に書かれているのがモンステラの水挿し。私も試しにやってみました。しかし2月ぐらい経っても芽や根が出てきません。気根がやっと伸びてきたぐらいです。
感想としては気根があり、枝の先端でないと難しいのかなと思いました。これからは培養土に戻して発芽を目指します。
いろいろと調べていると斑入りモンステラは水挿しで発根は難しいとのことでした。使う培地でおすすめとされているのが『ココナッツピート』。
ですがアク抜きされていないと悪影響が出る可能性もあるようです。
最近だとアク抜きがされている『ベラボン』が推奨されているようです。高級な斑入り品種ならちょっとリッチに『ベラボン・プレミアム』を使用するのがいいですね。
私もベラボン・プレミアムを半分程度加えて挿木をやり直してみることにしました。斑入りのモンステラはこれでないと難しいようです。うまく育ってほしいな。
地上部をカットしたモンステラの元株も再生します。枯れてしまうかと思いましたが、しっかり芽が出て再生しますね。
拡大すると以下のような感じ。長くなりすぎた斑入りモンステラを短くしたいときや、数を増やしたいときに思いきってカットしてしまっても大丈夫なようですね。
芽がどんどん伸びてきました。
葉が展開してきました。もうこうなると大丈夫ですね。
こうやって長くなりすぎたモンステラや、葉が枯れて不格好になったモンステラを作り直していくといいですね。
ボルシギアナを買ったと思ったら実はデリシオーサだった。またはその逆パターンもよくあるようです。はっきり言って小さいうちは見分けがつかない。
大きくなると以下の動画のように葉の付け根の茎にウェーブがかかる違いが出るようです。
だけど大きくなる前に知りたいですよね。ですがそれは難しい。大きくなってもいろいろ交雑もあるため確実にこのように言えるかは不明です。ただし見分ける目安の一つとしてはいいですね。
モンステラの和名はホウライショウ(鳳莱蕉)といいます。色々説はありますが和名の由来は不明となっております。
もしホウライショウって聞いたらモンステラのことだって思い出してね。
斑入りのモンステラが気になって購入してしまいましたw
強い斑入りのものは高いし、日焼けもしやすい。だから強い斑入りはクワズイモにまかせて少しだけ斑入りになっているモンステラを購入しました。
購入したのは大きくなるデリシオーサではなく小型のボルシギアナ。しかし購入して、それでも葉が大きくて驚きました。植え替えたけど室内に取り込めるかな。
気根もしっかり出ている斑入りモンステラでした。こういうのと葉の特徴ある形を見るとモンステラだなって感じがしますよね。
胴切りして増やしたいけどさすがに冬を越えてからの方が良さそう。発根しないままに枯れてしまうのが怖いんだよね。当面このまま様子を見ていこう。
斑入りモンステラの葉がさらに黒くなってきてしまいました。若い葉ほど元気ですね。将来ある葉を凍結しないように糖質などの比率を上げて守っているのでしょうか?